top of page
荒川区・台東区の日暮里動物病院は土曜、日曜、祝日も8時まで診察しております。特に外科手術を得意としており、犬猫などの患者さんはもちろん、飼い主様にも優しい診療を心がけております。
03−5615−2466(火曜午後、木曜全日休診)
東京都荒川区東日暮里6-11-1 筆山ビル1階
循環器内科
僧帽弁閉鎖不全症
心臓内の血液の逆流を阻止するための僧帽弁の働きが悪くなり、血液が全身にうまく行き渡らなくなってしまう病気を僧帽弁閉鎖不全症といいます。
進行してしまうと肺に水が溜まったり(肺水腫)、心不全を引き起こしてしまいます。
確定診断および治療の開始時期を判断するために超音波検査、レントゲン検査、心電図検査などの検査が必要になります。
黄緑色のところが逆流している(超音波検査)
○治療
・ACE阻害薬
・硝酸イソソルビド
・ピモベンダン
・利尿剤
等の内服
・手術(あまり一般的ではなく大学病院などを紹介)
一般的な治療としては心不全の徴候がみられ次第、内服治療を順次開始する。根治は見込めないが、元気でいられる期間はかなり延びます。
肥大型心筋症
心臓を動かす筋肉が異常に肥大し、心臓の内側が狭くなり、血液をうまく全身に行き渡らせなくなる病気。
猫の場合は甲状腺機能亢進症が背景にある場合も多い。
症状としては、胸水や腹水、血栓塞栓症、肺水腫、失神、突然死など怖いものである。
左の黒い線部が肥大型心筋症の心筋で右の正常画像と比べると肥大しています。
○治療
根治は難しいですが、心臓の負担を減らす治療をしていきます。また、甲状腺機能亢進症も併発している場合はそちらの治療も同時に行います。内服薬になります。
・ACE阻害剤
・利尿剤
・Caチャネルブロッカー
・βブロッカー
bottom of page