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軟部外科

チェリーアイ(第三眼瞼突出・瞬膜腺突出)

涙を産生するところである瞬膜腺(別名:第三眼瞼腺)が脱出してしまったもの。

放置すると乾性角結膜炎(酷いドライアイ)を引き起こしやすい。

○治療

基本的には手術が適応になります。内科的にみていくなら乾性角結膜炎の発生に注意が必要です。

以前は瞬膜腺切除が行われるケースもありましたが、50%のわんちゃんで乾性角結膜炎(ドライアイ)を引き起こすことがわかりました。

そのため、当院では瞬膜腺の埋没法を採用しています。

 

・初期では抗生剤・抗炎症剤の点眼薬が一時的に効くケースも稀にあります。

・手術

瞬膜腺の埋没法

会陰ヘルニア

会陰ヘルニアは、未去勢の高齢雄犬で多く発症します。

症状 

肛門周囲の内閉鎖筋・肛門挙筋・外肛門括約筋などが萎縮することにより、お腹の中の臓器である腸や膀胱、前立腺が筋肉の間から肛門周囲の皮下に脱出し、排尿障害・排便障害などが起こります。

肛門左の腫れているところ

予防 

男性ホルモンの関与や吠えて腹圧が上がるなどの因子が複合して発生すると言われています。そのため、雄犬では早期の去勢によってこの病気をかなりの確率で防ぐことが出来ます。

治療

会陰ヘルニアの治療には、手術が第一選択となります。内科療法は支持療法に過ぎず、永続的なコントロールは困難で、最終的に膀胱や腸が出てしまい閉塞を起こし非常に危険な状態になる可能性が高いです。

手術により、脱出している臓器や内容物を腹腔に固定し、内閉鎖筋フラップを用いた整復法、ポリプロピレンメッシュを用いた整復法等によって穴を塞ぎます。何れの整復法においても筋肉は非常に薄くなっている場合が多く、再発や術後合併症を伴う可能性は否定できませんが、多くの場合は再発することなく過ごせます。

 空いてしまった穴を整復する手術

 (内閉鎖筋フラップ法)

門脈体循環シャント

肝臓は体の毒素を代謝して解毒する作用を担っています。

その肝臓に入るはずの血液が、異常な血管が存在することによって全身に解毒されずに回ってしまう疾患を門脈体循環シャントといいます。

異常な血管は1本のものから複数本あることもあります。

症状としては

  • 尿結石

  • 血尿

  • 食欲不振

  • 高アンモニア血症による神経症状

  • 嘔吐 

  • 痩せてくる

などです。

  造影によってみられた異常血管

治療

内科治療は点滴や分岐鎖アミノ酸の投与、腹水の治療、尿石症の治療になりますが、完治は難しいです。

外科治療としては異常血管のアメロイドリングコンストリクターによる結紮やセロファンを使用した方法などです。異常血管が1本の場合は手術適応ですが、複数本の場合は手術も難しいとされています。

術後は門脈高血圧という症状に注意が必要です。

臍ヘルニア

臍の穴から腹腔内の脂肪などが皮膚の下に出てきている状態。

脂肪が出ている分にはさほど問題はないケースがほとんどです。

ただ腹圧が上がる病気などになり、腸や膀胱が出た場合は緊急で手術が必要になる場合もあります。

 

治療

・手術

ヘルニア内容を戻し、腹膜をデブリードメントして、閉腹します。

帝王切開

出産時に難産を起こした場合適応となります。

破水してからしばらくしても新生児が出てこない場合や産道に引っかかってしまった時などです。

  妊娠55日目

 

手術

妊娠していても使うことのできる麻酔薬を使用します。

麻酔導入後速やかに開腹し、子宮体の正中切開により胎児を取り出します。

そののち子宮を縫合し閉腹します。

赤ん坊は呼吸できないことも多いため介助します。

眼球摘出

眼球内の腫瘍や交通事故による眼球突出で適応となります。

眼球内の腫瘍は超音波や視診にて検査しますが、細胞診などの検査がしづらい場所であり、放っておくと緑内障や全身転移を起こす場合もあります。

    眼球表面の腫瘍         眼球奥の腫瘍(下)と網膜の剥離(超音波検査)

 

手術

手術は眼瞼内からアプローチする方法と眼瞼外からアプローチする方法があり、当院では眼瞼外アプローチを採用しています。

耳血腫

耳血腫とは、耳介の内側に血液が貯留して耳が膨れ上がった状態のことを言います。

耳介は皮膚と軟骨により形成されていて、耳介の内部には無数の血管が張り巡らされています。

外耳炎などで耳を振るなど慢性的な刺激が加わると内部の血管が炎症をおこして破綻します。

すると内部に血液が貯留してしまいます。

 

治療

まずは溜まった血液を針で抜去します。そこにステロイドやインターフェロンを注入される先生もいらっしゃいますが、メリットデメリットについて結論は出ていません。

1~2回抜去した後もまた溜まってくるような耳血腫はこうした内科治療では完治が見込めないケースがほとんどです。

その場合は外科的な処置が必要になります。

耳血腫の外科的な整復には様々な方法があります。下図のようなマットレス縫合を駆使した方法や生検パンチにて孔を開ける方法などです。

当院では手術成績のいい耳介中央切開とカテーテルチューブによる耳介の圧迫法にて整復します。

眼瞼フラップ

瞬目不全(まばたき)や乾性角結膜炎(ドライアイ)による難治性の角膜潰瘍やデスメ瘤などで適応となります。

本来角膜潰瘍(眼の傷)は角膜潰瘍治療用目薬によってほとんどの場合治癒しますが、慢性刺激などによっていつまでも治らないケースもあります。

その場合には外科的な処置が必要になります。

眼瞼フラップ法

眼瞼(まぶた)を縫合糸で閉じ、傷を涙液および眼瞼裏の豊富な血流で治すとともに、外界の刺激から保護し、数週間後に糸を取り除くことで治療します。

その間は目を引っ掻かないようにカラーをして過ごします。

瞬膜フラップ

瞬目不全(まばたき)や乾性角結膜炎(ドライアイ)による難治性の角膜潰瘍やデスメ瘤などで適応となります。

本来角膜潰瘍(眼の傷)は角膜潰瘍治療用目薬によってほとんどの場合治癒しますが、慢性刺激などによっていつまでも治らないケースもあります。

その場合には外科的な処置が必要になります。

瞬膜

                          

手術

瞬膜(眼の内側の膜)と結膜(瞼の裏)を縫合糸で閉じ、傷を涙液および眼瞼の裏の豊富な血流で治すとともに、外界の刺激から保護し、数週間後に糸を取り除くことで治療します。

その間は目を引っ掻かないようにカラーをして過ごします。

瞬膜腺の埋没法

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